だんだん暑くなってきたこの時期、炭酸飲料などの飲み物についつい手が伸びてしまいませんか?
けれど、市販のジュースばかり飲むのにも飽きてしまいますよね。
そこで今回はいろんなフルーツを使って、炭酸水で割るだけでジュースになる「砂糖漬け」を作ってみました!
■「砂糖漬け」のおすすめポイント!
①作り方がシンプルで失敗しない
「砂糖漬け」のレシピはいたってシンプル!
フルーツを「洗って・切って・漬ける」だけでできます。
②フルーツの栄養そのまま
コンポートやジャムなどと材料は変わりませんが、加熱しない分、フルーツのビタミン等の栄養素をそのまま摂取することができます。
③ジュース以外にもアレンジOK
砂糖漬けにすることで、ジュース以外にも料理やお菓子など幅広く応用ができます。
今回は4つのフルーツで誰でも簡単に作れる砂糖漬けを作って炭酸水でソーダ割りにしてみました!
また、砂糖漬けを使ったレシピや食べ方のアレンジも合わせてご紹介します!
■甘酸っぱい!りんごの砂糖漬け
通年スーパーに売られているりんごを砂糖漬けにしました。
こちらは「保存容器」と「フリーザーバッグ」でどちらが作りやすいか比較してみます。
※「保存容器」も「フリーザーバッグ」も、安全のためアルコールや煮沸等で消毒して作ってください!
□材料
- りんご…1/2個(約180g)
- 砂糖…40~50g
- レモンスライス…1~2枚
※レモンスライスは変色防止と風味づけのため、入れなくてもOK。レモン汁小さじ1でも代用可。
※砂糖はお好みで10g分を引いてはちみつ大さじ1入れても◎
□作り方
①りんごを8等分にして種を取り除き、薄切りにします。
②レモンスライスを8等分にします。
レモンの皮の渋みが苦手な人は、皮を剝いてください!
③使用する入れ物に合わせて、下記のように進めます。
●「保存容器」の場合
消毒した保存容器に、りんご(1/4の量)→レモン(1/3の量)→砂糖(1/3の量)を交互に入れます。
最後にりんごを入れたらラップで内蓋をして容器の蓋をしめます。
●「フリーザーバッグ」の場合
りんご、レモン、砂糖を入れ、砂糖を全体にしっかりなじませ、空気を抜くようにしめます。
こちらにははちみつを加えてみました。
④あとは冷蔵庫に入れて半日待てばできあがり!
□作り比べた結果…
「フリーザーバッグ」の方が馴染みが早かったため、早く浸かりました。
スプーン等で取り出しにくいため、気になる人は「フリーザーバッグ」で作って「保存容器」に詰め替えるのがおすすめです。
この他のフルーツは「フリーザーバッグ」で砂糖漬けにしていこうと思います。
□ソーダ割りにしてみた
早速りんごと砂糖漬けのシロップを炭酸水で割って飲んでみましたが、通常のジュースに比べてスッキリとした甘さとりんごの香りを楽しめました!
お好みでブレンダーなどでりんごを細かくしてから炭酸水で割っても美味しいかと思います。
☆おすすめアレンジ
りんごのホットケーキ
このままでも十分美味しい砂糖漬けですが、いつものホットケーキに「りんごの砂糖漬け…約100g」ほど加えるのがおすすめ!
ふわふわホットケーキがしっとりとした口当たりとりんごの香りで、少し特別な逸品に。
他にも、マフィンやパウンドケーキに混ぜ込んでもしっとりリッチになっておすすめです。
■夏といえばこれ!パイナップルの砂糖漬け
夏のフルーツの1つ、パイナップル。今回は手軽に手に入る「カットパイン」を使って砂糖漬けを作ってみました。
□材料
- カットパイン…180g
- 砂糖…50g
□作り方
①カットパインを5mmほどの厚さにカットします。
(4~5等分目安)
②フリーザーバッグにカットパインと砂糖を加え、砂糖をしっかりなじませます。
③空気を抜くようにフリーザーバッグをしめ、冷蔵庫で半日~1日おいてできあがり!
□ソーダ割りにしてみた
鮮やかな黄色で見た目もきれい!
味の方は、パイナップルの香りが口に広がって美味しかったです。
シロップは市販のパイン缶に近い味でしたが、加熱してない分果肉がしっかりしていました。
☆おすすめアレンジ
夏といえばアイス!
他のフルーツでも応用がきくシャーベットにしてみました。
□材料
- 無糖ヨーグルト…150g
- パインの砂糖漬け…100g
- 砂糖…大さじ1(なくてもOK)
□作り方
①ザルをボウルにセットしてキッチンペーパー(またはコーヒーフィルタ)をひき、ヨーグルトを入れて1時間~半日水切りします。
※長く水切りするとなめらかな食感に、短くするとシャリシャリとした食感になります。
今回はしっかり半日ほど水切りしました。
②ブレンダーやミキサーでパインを細かくします。
※なければみじん切りでもOK!
③ヨーグルトを別のボウルに移し、②のパインと砂糖を食わてえしっかり混ぜます。
④③フリーザーバッグに入れて凍らせてできあがり!
凍らせてる途中で袋をもんで混ぜると、なめらかなシャーベットになります。
□感想
パインの甘さとヨーグルトの酸味がスッキリとしていて暑い日にピッタリのシャーベットになりました!
100均などのアイスバーの型や製氷器で凍らせても◎
他のフルーツで作ってももちろん美味しいですが、夏に作るなら、甘さと爽やかさどちらも兼ね備えたパイナップルがおすすめです。
■スカッとさっぱり!レモンの砂糖漬け
夏の暑さとクーラーの寒暖差で疲れた体にピッタリです。
割って飲むときにお塩を少々加えると、熱中症予防のドリンクにもなります!
□材料
- レモン…1個分
- 砂糖…50g
※砂糖の一部をはちみつに変更してもOK!
※甘いのがお好みの方は砂糖を10~20g増やしてください
□作り方
①レモンはワックスがついていることがあるので、しっかりと洗います。
※つやつやした表面が取れ、洗ってツヤが鈍くなり始めたらワックス取り完了!
②レモンを薄い輪切りにします。
※レモンの皮の渋みや苦味が苦手な方は、皮を向いてから薄切りしてください。
③フリーザーバッグにレモンと砂糖を加え、砂糖をしっかりなじませます。
※お好みではちみつを加えてください
④空気を抜くようにフリーザーバッグをしめ、冷蔵庫で半日~1日おいてできあがり!
□ソーダ割りにしてみた
果肉とシロップを炭酸水でさっそく割ってみましたが甘みが抑えられて辛口のレモンスカッシュのようでした。
甘口がお好きな方は砂糖とはちみつを多めに入れて砂糖漬けを作るか、ソーダなどの炭酸飲料で割るのがおすすめです!
☆おすすめアレンジ
レモンでさっぱり鶏とネギの照り焼き
酸味が強いレモンを使って、照り焼きをさっぱり仕上げてみました!
□材料
- 鶏もも肉…1枚(胸肉でも可)
- 白ネギ…1/2本人
- 片栗粉…大さじ1.5杯
- サラダ油…大さじ1
(a)
- 酒
- 醤油
- 「レモンの砂糖漬け」シロップ…大さじ2
※レモンの果肉を入れても美味しいです!
□下準備
- レモンの果肉を入れる場合は細切りにする
- (a)の調味料は合わせておく
□作り方
①鶏もも肉を一口大に切り、片栗粉を全体にまぶします。
②白ネギは斜めに1cm幅で切ります。
③フライパンにサラダ油を引いて中火で熱し、①の肉を皮目を下にして焼きます。
④焼き色がついてきたらひっくり返し、少し端に寄せて②のネギを入れます。
⑤肉にもネギにも焼き色がついたら、蓋をして弱火で3~5分ほど蒸し焼きにします。
⑥肉に火が通ったら、(a)を投入して全体に絡めながら煮つめます。
⑦タレにとろみがつきてきたらできあがり!
お好みでご飯にのせて丼にするのもおすすめです。
□感想
レモンの酸味とほどよい渋みが甘辛いタレに絡んで◎
ネギの代わりに玉ねぎやピーマンを加えたり、マヨネーズをかけたりしても美味しいです。
今回は鶏肉で照り焼きを作りましたが、アジやブリなどの魚で作ってみるのもおすすめです。
■見た目鮮やか!いちごの砂糖漬け
今回たまたま小さい小粒のいちごがお安く手に入ったので、こちらも砂糖漬けにしてみました!
□材料
- いちご…180g
- 砂糖…30g
□作り方
①水洗いしたいちごをよく拭き、縦に2等分に切ります。
大きいいちごで作る場合は4等分にしてください。
②フリーザーバッグにいちごとと砂糖を加え、砂糖をしっかりなじませます。
※このときいちごを軽く潰すとより早くできあがります!
③空気を抜くようにフリーザーバッグをしめ、冷蔵庫で半日~1日おいてできあがり!
□ソーダ割りにしてみた
今回砂糖漬けにしたフルーツの中で一番キレイな見た目!炭酸水の刺激のおかげで、より一層甘酸っぱいいちごの香りが口に広がります。
アイスティーや牛乳などで割ってももちろん美味しいですが、炭酸水で割るといちごを感じられるのでおすすめです。
☆おすすめアレンジ
いちごとヨーグルトの簡単パフェ
りんごやパイナップルと同じようにホットケーキやシャーベットにするのももちろん美味しいですが、キレイな見た目を生かしたシンプルな「パフェ」が一番オススメ!
今回は、グラスにコーンフレークとヨーグルトを入れ、砂糖漬けの果肉とシロップをかけて食べてみました。
ヨーグルトの酸味といちごの甘さ、コーンフレークの歯ごたえは間違いなしでした!
アイスクリームやホイップクリーム、スポンジケーキなどでも◎
■注意点!
今回砂糖漬けのレシピをいくつか紹介しましたが、フリーザーバッグで作る砂糖漬けはあまり日持ちがしないため、早めにお召し上がりください。
もしたくさん作りすぎてしまった場合は…
①煮沸消毒した瓶で砂糖を多めに追加して冷蔵庫で保存する
②凍らせてシャーベットとして保存する
以上の方法で保存するのがおすすめです!
■まとめ
いかがでしたか?
今回簡単に作れる砂糖漬けをご紹介しました。
砂糖漬けがあれば大人はお酒で割ってもよし、ホットケーキなどに添えてもよしと、飲み物やおやつ、料理に加えるだけで、ちょっとした味の変化が楽しめます。
皆さんもおうちで自分だけの「砂糖漬け」を作って楽しんでみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人
ライター よしの
生まれも育ちも福岡のWebデザイナー兼映像クリエイター。
天神界隈を中心に、女性向けの可愛いカフェから物珍しいスポットまで、福岡市の新しいスポットを幅広く開拓しています。
好きなラーメンの硬さは粉落としです。