
2月も終わりに差し掛かり、もうすぐ「ひな祭り」ですね。
皆さんは、毎年「ひな祭り」をどのように過ごしていますか?
おうち時間を楽しむ今だからこそ、「ひな祭り」にいつもとちょっと違ったメニューを作ってみませんか?
今回は、パックで売ってるお刺身を使って、見た目も鮮やかで可愛い『手まり寿司』に挑戦してみました!
また、合わせて手まり寿司にピッタリの簡単お吸い物のレシピをご紹介します。
■コロコロ『手まり寿司』作り
今回用意したお刺身はこちら!

大人はお刺身メインで作りますが、子どもも食べられるハムと卵を使った手まり寿司も合わせて作っていこうと思います。
まず、ベースとなる酢飯から作ります。
★「酢飯」レシピ
□材料
- 米…2合
- 水…360ml※
☆寿司酢
- 酢…40ml
- 砂糖…20g
- 塩…10g
今回寿司酢を手作りしていますが、市販の寿司酢や「やさしいお酢」などお好みで使用してください!
※我が家は硬めの酢飯が好みなのでお水を少なめにしております。
□作り方
①米を洗い、炊飯器に水と米を入れて通常通り炊飯します。
お好みで昆布を1枚入れるとより本格的になります。
②炊飯している間に☆の材料を混ぜ合わせ、電子レンジで10~20秒加熱して砂糖と塩をよく溶かします。
※加熱すると酢の香りでむせることがあるので注意
③①が炊けたら、しゃもじで全体をほぐします。
④しゃもじに②を半分伝わせながら加え、全体を切るように混ぜます。
この時うちわなどで軽く扇いでください。
⑤水っぽいサラサラとした感触が減ってきたら残りの②を加えてさらに混ぜます。
もったりと重い感触になり、米に艶が出てきたらできあがり!
酢飯ができあがったら、早速作っていきます。
★今回の具材
- 刺身パック…1パック※お好みで
【錦糸卵】
- 卵…1こ
- 片栗粉…小さじ1/2
- 水…大さじ2
- ハム…1~2枚
- 大葉…適量
□下準備
【錦糸卵】
①ボウルに卵、片栗粉、水を入れ、粉っぽさがなくなるまで菜箸混ぜます。
このとき、気泡が入らないように横に切るように混ぜるのがおすすめです!
②フライパンに薄く油を引き、しっかり熱します。
フライパンが温まったら卵の1/3を流し入れ、フライパンを回しながら全体に薄く広げます。
※このあと細く切るので、多少穴が空いても大丈夫です!
弱~中火で焼き、表面が乾いたらフライ返しなどを使ってひっくり返します。
③30秒ほど熱したら皿に広げて冷まします。
冷めたら半分に折りたたんで包丁で細く切ります。
※子供用に作る場合は、食べやすいように横半分に切ってから細切りにしてください。
【ハム】
今回ハムは野菜の型抜きで花柄に型抜きしました!

型抜きがない場合は、包丁を使って星型にしても◎
□作り方
①ラップを広げて、刺身を一枚のせます。
※わさびを入れる場合はここで刺身にのせます。
②酢飯を少し取り、刺身の上にのせます。

このとき、ご飯が少し崩れても大丈夫です!
③ラップで刺身とご飯を巾着のように包み、丸くなるようにねじります。

④あとはひっくり返してお皿にのせるだけでできあがり!

⑤他のお刺身も同様に作っていき、完成形がこちらです。
イカの刺身は大葉と一緒に作りました!
錦糸卵は刺身と同様に作り、型抜きしたハムを添えました。
これだけでも可愛らしいですが、ハムの代わりに千切りのきゅうりとイクラを添えても◎
□感想
今回ラップを使って簡単に手まり寿司を作ってみましたが、見た目が可愛いだけで食べるときのテンションは違いました!
今回は色々入ってるお刺身パックで作りましたが、サーモンやマグロなどの好きな具材だけで作るのもいいと思います。
酢飯の代わりに市販のちらし寿司の素を加え、寿司揚げと錦糸卵、エビでミニちらし寿司にしても◎
この他にも、マグロやサーモン、鯛などの刺身を昆布締めや醤油漬けにして握ったり、焼き鮭をほぐして酢飯に混ぜ込んで握るなどのプチアレンジをしてみるのもおすすめです。
■麩入りお吸い物
手まり寿司に合わせて、手まり麩を入れた見た目も可愛らしいお吸い物を作ります!
□材料
- 水…400ml
- わかめ…ひとつまみ
- しめじ…20g
- 手まり麩…8こ
☆
- 白だし…大さじ2
- 酒…小さじ2
- みりん…小さじ1
- 醤油…小さじ1/2
- 塩…少々
- 青ネギ…適量
※お好みで青ネギの代わりに三つ葉を入れても◎
□作り方
①しめじは石づきを取ってほぐし、青ネギは小口切りにします。
②鍋に水を入れて火にかけ、沸騰したらしめじを入れてひと煮立ちさせます。
③②に☆と手まり麩を加えてさらにひと煮立ちさせ、わかめを加えます。
④塩で味をととのえ、器に盛って①の青ネギをちらしてできあがり!
□感想
レシピ自体はシンプルなお吸い物ですが、麩をまり麩に替えるだけでひな祭りにピッタリ!
まり麩以外にも、かまぼこを浮かべたり鯛の切り身を加えて白身魚のお吸い物にしても美味しいです。
■オリジナル手まり寿司
今回刺身パックを中心に手まり寿司を作りましたが、他にもちょっと変わり種の手まり寿司をご紹介します。
①生ハム&クリームチーズ
刺し身の代わりに生ハムをのせ、小さく切ったクリームチーズを酢飯に埋め込むだけ!
生ハムの塩気とクリームチーズのコクが酢飯と意外に合います。
②カニカマ&きゅうり
細かくさいたカニカマと千切りのきゅうりを和え、錦糸卵の要領で握って上にマヨネーズを小さじ1のせます。
赤と緑の色合いが鮮やかで、見ていて楽しいと思います。
錦糸卵ときゅうり、カニカマと錦糸卵など、色々な組み合わせで楽しめます。
③紅白なます
人参と大根をそれぞれ20g用意し、5mmほどの幅に切って砂糖小さじ1、酢小さじ1,塩少々と一緒に30分漬け込んで簡単なますを作ります。
よく汁気を切ってラップに交互にのせて握るだけ。
レンコンなどで作ったなますや型抜きした人参などでと可愛らしくできます。
■まとめ
いかがでしたか?
なかなか外食ができない今、どうしても華やかな「手まり寿司」が食べたくて挑戦してみましたが、思った以上に可愛らしくできて満足です。
自宅でできる手まり寿司だからこそアレンジは無限大。
今年のひな祭り、普通のちらし寿司や手巻き寿司にちょっと飽きたかな?って思ったら、一手間でできる手まり寿司に挑戦してみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人
ライター よしの
生まれも育ちも福岡のWebデザイナー兼映像クリエイター。
天神界隈を中心に、女性向けの可愛いカフェから物珍しいスポットまで、福岡市の新しいスポットを幅広く開拓しています。
好きなラーメンの硬さは粉落としです。