誰もが一度は耳にしたことがある金沢の兼六園。なんとなく、年を重ねてから行く場所というイメージがありましたが、行ってみて分かった魅力がたくさん!今回は、そんな兼六園についてレポートします!
兼六園とは?
江戸時代の大名庭園として誕生し、今では日本三名園の一つに数えられる兼六園。
金沢の中心部に位置し、観光スポットとしても人気で国内だけでなく、世界中から多くの人が訪れています。
筆者は、アクセスしやすい岐阜出身にも関わらず、なんとなく古臭い印象があり、なかなか行く機会がありませんでした。しかし、今回実際に行ってみると…
まさに日本の美が詰まっているともいえる手の行き届いた庭園やなんとも落ち着くその空気感に圧倒されるばかり!
▲天気がいい日には鏡面度も増して、一層美しい兼六園
金沢駅からはバスが便利!坂道が多いので要注意!
駐車場が完備されているので車でのアクセスも問題ないですが、公共交通機関を使っていく場合は、駅からの循環バスが便利。本数も多く、乗り放題券などもある為、このバスをうまく活用して金沢観光を楽しむことができます。
入園して最初に感じたのが、坂道のキツさ!!
特に子連れ、ベビーカー、車いすの方は、やや体力が必要となってくることを頭に入れておくといいかもしれません。
▲金沢21世紀美術館側にある真弓坂口
タイムスリップしたような洗練された空間
庭園内をゆっくり散策していると、カメラを片手に撮影を楽しんでいる外国人や着物を来て雰囲気を楽しんでいる学生などに出会います。
どこを見渡しても、非常に美しい風景と独特の空気感が、まるでタイムスリップしたような錯覚を起こしてくれます。
▲金沢名物あんころ餅を楽しんでいる観光客の姿も
惹かれるままに自由気ままに歩いてみるのが、おすすめですが、時間がない方は、まず
兼六園で一番有名な「霞ケ池」を目指してみてください。
▲庭園中心部にあり、池の中心に浮かぶ蓬莱島は“不老不死”を表現しているとのこと
他にも、「根上松」や「翠滝」、「唐崎松」にカメラを向けている人も多くいました。特に、雪吊りのかかった「唐崎松」は、兼六園ならではの風物詩で、雪の季節には、さらなる絶景へと変化します。
▲約40本の根が地上2mにまでせりあがっている「根上松」
まとめと施設詳細
春夏秋冬と季節ごとに違う顔を見せてくれる兼六園。のんびり散策するもよし、歴史ロマンを感じながら探索するもよし、美しい景色に癒され撮影を楽しむもよし!各種イベントも随時開催されているので、気になる方は事前チェックをして、是非一度足を運んでみてください!
■名称
文化財指定庭園 特別名勝 兼六園
■住所
920-0936
石川県金沢市丸の内1-1
■電話
0762343800
■営業時間
3月1日~10月15日 7:00~18:00 (退園時間)
10月16日~2月末日 8:00~17:00 (退園時間)
■料金
大人(18歳以上) 310円
小人(6歳~18歳未満) 100円
■駐車場
482台(無料) ※最初の1時間350円 超過30分毎150円
この記事を書いた人
ライター nimo*
ライター/台湾在住の一児の母 岐阜県出身、元食品メーカー勤務。
夫の転勤により17年秋より子連れ海外生活をスタート。食品工場見学が趣味で国内外問わず200か所以上の生産現場を回る。工場見学や台湾、東海地方の情報を紹介していきます。