私の地元である岐阜県各務原市には「冬ソナストリート」と呼ばれる市民に愛されている並木道があります。
正式名称は「各務原市民公園 学びの森」ですが、姉妹都市である韓国春川市が、大ヒットドラマ「冬のソナタ」のロケ地であったことから、そのロケ地を再現したイチョウ並木となっています。
▲最寄り駅の名鉄「各務原市役所前」から徒歩1分とアクセス抜群!
昔は毛虫に怯える通学路だった
この「冬ソナストリート」が誕生したのは2007年。
今でこそ、素敵な並木道になっていますが、私が小学生の頃は、ひと2人がぎりぎり通れるほどの狭い狭い道でした。
片側はフェンス、片側は植物が生い茂り、日々毛虫やバッタに怯えながら通学していた記憶が鮮明に焼き付いており、こんなにも素敵な場所に変わるとは、想像もしていませんでした。
▲今では映画スターのように風を切って歩くことも可能なほど広々
黄色い絨毯に隠された秘密
11月中旬から下旬には紅葉が美しく、市外から撮影に訪れる人もたくさん。
まるで黄色い絨毯のように地面にイチョウが敷き詰められた様子はとても美しく、地元の人にとってもお決まりの散歩コースに。
実は、今回の取材で初めて知ったのですが…、市のスタッフが、落ち葉を集めて、黄色い絨毯のようにする演出なんだとか!
幻想的な景色の裏にそんな努力があったとは、驚きです。
▲黄色い絨毯の時期が気になる方は、直接お問い合わせを
ピクニックやアウトドアスポーツもできる広場もあり、休日にはレジャーシートやお弁当を持った家族連れを中心に賑わう、おでかけスポットでもあります。
▲自然を満喫できる市民の憩いの森
この広場の中には、ドラマ内にも登場する“あのベンチ”もあります。
冬ソナ好きの方は、是非、実際に探してみてください!
また、「KAKAMIGAHARA STAND」というカフェもあるので、自然に囲まれながらの気分転換にもぴったり。
▲モーニングやランチを楽しむこともできます
▲人気メニューの蒸しパンはテイクアウトもOK!
12月8日からイルミネーション点灯
そして、冬にはイルミネーションも点灯し、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気を醸しだしてくれます。
今年の点灯期間は12月8日~2月11日。
毎年シンプルな白一色のイルミネーションがとても美しく輝いています。
この記事を書いた人
ライター nimo*
ライター/台湾在住の一児の母 岐阜県出身、元食品メーカー勤務。
夫の転勤により17年秋より子連れ海外生活をスタート。食品工場見学が趣味で国内外問わず200か所以上の生産現場を回る。工場見学や台湾、東海地方の情報を紹介していきます。