埼玉県東松山市にある「埼玉県こども動物自然公園」に行ってきました。
「こども」と冠しているので気軽に行ってみたら大間違い!
大人もたっぷり楽しめる、アミューズメント型巨大動物園でした。
この動物園には、ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの資料館も併設されています。ピーターラビットの映画を観た方にもオススメです。
もちろん動物もたくさん! 親のポケットに入った子カンガルーをばっちり撮影してきました!
体験もいっぱい! 広々とした公園内
のびのびした動物たちを身近で観察できるのが埼玉県こども動物自然公園の特徴です。
乳牛の乳搾り体験や、モルモットの橋渡りなど、動物を触ったり、じっくり習性を観察できるイベントが盛りだくさんです。
中央の通りには大きな動物のオブジェがたくさん。レッサーパンダのトピアリーはクオリティの高さが素晴らしい!
広々としているので、気持ちも開放的になります。
動物園で森林浴?!広大な公園で自然を満喫
動物園の歩道は、まるで森です。
広大な森の中に、動物たちの住むゾーンが点在しているので、一日中森林浴をしながら移動ができます。
どこからともなく木と緑の匂いがしてきて、当日は38度の猛暑でしたが涼しく過ごせました。
うさぎが道ばたでスヤスヤ ヤギブラシでヤギを磨く 動物と大接近
この動物園は、動物のすみかに人間がおじゃまするスタイルが特徴です。
出入り口ゲートには「ヤギの脱走にご注意ください」「ウサギの脱走にご注意ください」という張り紙が。
ヤギやミニブタも自由に闊歩しています。
靴を洗う用のブラシが置いてあるな? と思ったら、「ヤギブラシ」でした。ヤギや豚をブラッシングしてあげると、気持ちよさそうに立ち止まっていました。
カンガルーのすみかにお邪魔 親子カンガルーも間近で観察できる
カンガルーのゾーンにもお邪魔しました。
ゲートには「カンガルーの脱走にご注意ください」の文字。歩道はコンクリート舗装されていますが、広いカンガルーゾーンの芝生は、花壇くらいの段差以外、カンガルーと人間を隔てるものはありません。
もちろん、歩道にもカンガルーが飛び出してきます。チャンスがあれば、カンガルーと一緒に写真撮影も夢ではありません。
しかし、実際に見てみるとカンガルーの大きさに怖さすら感じます。カンガルーが目の前をジャンプしながら横切る姿は迫力満点です。
正直、カメラを向けたら攻撃されるんじゃないかとヒヤヒヤしてしまいました。
袋が膨らんでいるカンガルーを発見!
赤ちゃんが袋の中に入っていました。
赤ちゃんカンガルーは頭を出してみたり足だけ出してみたり、お腹の中で元気に動き回っていましたよ。
移動とツアーを兼ねる汽車型移動バス「彩ポッポ」
広大な自然公園内には、30分に一度汽車型のバスが通ります。動物の居るゾーンのほとんどを巡りながら走るので、これに乗るだけで色々な動物を観察することができます。
キリンが雄大に歩いているところや、フラミンゴの集団がバスの中からよく観察できました。
イギリスの農場を再現 ピーターラビット生みの親ビアトリクス・ポター資料館
再び中央広場に出て、ビアトリクス・ポター資料館へ向かいます。
入り口階段には両脇にラベンダーが植わっていて、一気にゆったりとした農園の雰囲気がしてきます。
今までカンガルーにビクビクしていたのが嘘のよう。
ここはピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの資料館です。
彼女が晩年まで住んでいたイギリスのヒルトップ農場を再現しています。
建物も庭も、本物とほぼ同じサイズで作られているそうです。
菜園のあたりなど、いかにもピーターラビットのお話に出てきそうです。
建物内の貴重な資料は残念ながら撮影禁止でした。
建物の間取りも、ヒルトップ農場の家を再現しています。絵本の挿絵として描かれた階段や玄関も忠実に再現され、ファンにたまらない「聖地巡礼」です。
初版の『ピーターラビットのおはなし』の実物が展示され、直筆の水彩画や手紙も公開されています。
クリスマスにはピーターラビットのかわいらしいクリスマスツリーが楽しめるとか。
間近で観察できる大迫力の動物たちと、ほっと一息ゆったりした時間の流れるビアトリクス・ポター資料館。
名前に「こども」と冠されていますが、大人もたっぷり楽しめる、体験型動物公園でした。
この記事を書いた人
宮本 真知
タロットカードに惹かれて占いの道へ。占いの道を進んでいたつもりが、気がついたらオカルトの獣道に足を踏み入れていました。不思議なこととオタクなことが大好きです。幼稚園児育児真っ最中。占いや魔法の世界に関する不思議なこと、オタクな趣味が楽しめる場所、子どもが喜ぶものを紹介していきたいです。