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本に包まれながら眠れる!24時間灯りが消えない「ランプライトブックスホテル名古屋」

2018/08/02
「忙しい日常から逃避したい…」――そんな想いを抱えている方は、本の世界を旅できる「ランプライトブックスホテル名古屋」で癒しを補給してみてはいかがだろうか。
 
2018年2月20日に愛知県名古屋市中区錦にオープンしたこちらのホテルは、24時間灯りが消えないブックカフェを併設しており、多くの人たちの心をとらえている。
 
そこで今回は実際に宿泊をし、ホテルの魅力を探ってみることにした。
 

防犯性もばっちりで女性でも安心!


ガラスばりでおしゃれな雰囲気を漂わせている「ランプライトブックスホテル名古屋」は、下園公園の向かいに位置しており、都会の喧騒を忘れさせてくれる。
 
 

 

 
 
一歩中に踏み込むと、そこはもう別世界。1階は24時間営業のブックカフェとなっており、物語の世界にどっぷりと浸れるよう、様々な工夫がなされている。
 
チェックインは、入り口から入って左側にあるレセプションで行う。
 
 
 
 
この時、無料アメニティとして折りたたみブラシやカミソリ、綿棒などを選び、ルームカードも渡してもらえる。
 
 
 
 
チェックインの受付後はレセプションの右横にある自動精算機にルームカードを通し、宿泊料を支払う。
その後は、ブックカフェ内にあるエレベーターを使って客室へ。
 
このエレベーターはルームカードがないと動かないため、防犯性が高く、女性でも安心して宿泊できるのだ。
 

暮らしたくなるほど快適な客室


今回宿泊したのは、約13㎡の広さがある「モデレートシングルルーム」だ。
 
 
 
 
こちらは一般的なシングルルームと広さは変わらないが、バルコニーが設けられており、窓から緑豊かな公園が見えるので爽快感が得られる。
 
そんな客室には、読書を快適に楽しむ工夫がたくさん見られた。
 
まず、客室には、読書を快適に楽しむリーディングライトがテーブルとベッド横のサイドテーブルの計2ヶ所に設けられていた。
 
 
 
 
リーディングライトは2段階で調光が可能だ。コンセントやUSBの差し口もテーブルとサイドテーブルにそれぞれ設けられている。
 
そして、テーブル付近に置かれた椅子は少し高めであるため、本が読みやすく、PCも使いやすい。
 
 
 
 
近くには、足を伸ばせるオットマン付きのソファーもあるため、リラックスしながら読書が行える。ソファーの近くにプラズマクラスターが置かれているのも、嬉しいポイントだ。
 
また、客室は2重のロールスクリーンで明るさの調節が可能。内側に設けられているロールスクリーンは少し厚めになっているので、閉めれば昼間でもモダンな雰囲気を作ることができる。
 
 
 
 
なお、客室にはあらかじめ2冊の本が用意されている。
 
筆者の部屋にあったのはサンタクロースと星おとこが描かれた『SIAR HEAD』と文字なし絵本の『ARRIVAL』だった。
 
 
 
 
自分が知らない本との出会いが得られるのも、こちらのホテルの醍醐味だ。
 

洗練されたバスルームや洗面所


ベッドルームだけでなく、バスルームや洗面所までが洗練されているのも、こちらのホテルの魅力である。
 
ひんやりとした床が気持ちいい洗面所には歯ブラシやヘアドライヤーが常備されている。
 
 
 
 
バスルームにはバスタブは設けられていないが、トイレとの間に扉があるので、シャワーカーテンが苦手な方でも安心して使える。
 
 
 
 
ガラスの扉のおかげで、閉塞感もない。
 
バスルームにはシャンプー、コンディショナー、ボディソープが入ったオリジナルロゴ入りボトルが並んでいる。
 
 
 
 
また、室内にはルームスリッパやパジャマなどといったアメニティも準備されている。
 
 
 
 
必要最低限のアイテムは十分揃えられているので、宿泊時に困ってしまうことはないだろう。
 

宿泊客以外も利用できるブックカフェ


1階にあるブックカフェは、宿泊客以外でも24時間気軽に利用できるようになっている。
 
 
 
 
「旅」と「ミステリー」をテーマに3,000冊以上の本が並べられた空間では、日本人作家だけでなく、外国人作家の書籍も多数取り揃えられている。
 
 
 
 
書籍だけでなく、文具が販売されているのも特徴だ。
 
入口の正面にある巨大な本はブラジルの写真家セバスチャン・サルガドの作品。ぜひ間近で見てみてほしい。
 
 
 
 
圧倒的な存在感を放っている本書は、実際にページがめくれるというユニークな仕組みだ。
 
 
 
 
ブックカフェ内には24時間営業のカフェがあり、コーヒーや紅茶、モーニングなどを楽しみながら本を読むことも可能。
 
 
 
 
各席にはコンセントも設けられているので、PC作業もはかどりやすいだろう。
 
ブックカフェは図書館のようにシーンとしたイメージだと思っている方もいるかもしれないが、こちらはほどよくカジュアルな雰囲気が漂っているため、静かすぎる空間が苦手な方でも安心して過ごせるはずだ。
 
幅広い年齢の方が心地よく過ごせる「ランプライトブックスホテル名古屋」には、ここでしか味わえない楽しさがある。ビジネスシーンだけでなく、気分転換がしたいときにもぜひ足を運んでみてほしい。
 
 
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この記事を書いた人

古川 諭香

三度の飯より猫が好きなアラサーのライター女子。
愛玩動物飼養管理士やキャットシッターの資格を活かしながら、ペットサイトで記事を執筆中。
かわいいものよりもコミカルものに惹かれるため、家にはネタ系のガチャガチャグッズが溢れている。