
千葉県に、不思議な名前の道の駅があるのをご存じですか?
その名も「道の駅 保田小学校」。
廃校となった小学校を改装し、平成27年にオープンした今話題の道の駅です。
地域の食材や飲食店など、道の駅の良さはそのまま、小学校の雰囲気を上手く活用した珍しい内装は、懐かしくも新しい発見があります。
なんと言っても目玉は宿泊施設があること!小学校に泊まれるとあり、家族連れを中心に人気です。
今日は不思議な道の駅をレポートします!
どこにあるの?
「道の駅 保田小学校」は千葉県の鋸南町にあります。
車でのアクセス:富津館山道 鋸南保田IC左折してすぐ
電車でのアクセス:内房線 保田駅 徒歩16分
この道の駅の存在は知っていたのですが、どこにあるかは知らず、館山に向かうべく、富津館山道を走っていた際、偶然看板を見つけ、立ち寄りました。
千葉は道の駅が多い県ですが、サービスエリアではなく、インターを降り、公道を通行しないと行けない道の駅の看板を設置してあったので驚きました。
それだけ注目されているスポットということでしょうか。
私たちは横浜から出発し、アクアラインを渡り1時間程度で到着しました。
懐かしい備品の数々
リメイクしているのは建物だけではありません。
跳び箱やいすも立派なお店の備品に。
下駄箱もおしゃれなディズプレイに!
飲食店は、ピザ、定食など4店舗が軒を連ねます。
勿論教室を改装した、小学校の雰囲気を残した内装に。
いすや机もそのままで、給食気分も味わえます。
その他にも面白い施設が。
・農・水産物の加工品試作や、調理実習などで利用できるキッチンスタジオ「家庭科室」
・ピアノ・ミラーを完備した貸し音楽スタジオ「音楽室」
・写真・絵画などの展示、各種会議室として利用できる多目的室「まちのギャラリー」
など、観光スポットとしてだけではなく、地域の人も気軽に利用できる施設が揃っています。
勿論、地元の人以外も利用可能です。
ちなみに平均台は実際に乗ることができました(笑)
体育館はBIGマルシェ!
一番大きな施設は体育館まるごと使い、地元の野菜や名産品を販売する「きょなん楽市」。
天井が広く、開放的な空間で買い物を楽しむことができます。
小学校に泊まれるって本当!?
冒頭でもご紹介したように、目玉は小学校に泊まれること。
宿泊施設は校舎の2階部分にあり、4人部屋が10部屋、15名までの大部屋が2部屋あります。
そして気になるお部屋がこちら!
宿泊時間以外はいつでも見学することができます。
黒板とロッカーがあり、さながら教室にお泊まり。
各部屋それぞれ少しずつ違うデザインとなっており、何回泊まっても楽しめます。
宿泊施設の隣には温浴施設があるので、お風呂の心配もありません。
まとめ
道の駅とは思えないほど充実した施設の「保田小学校」。
観光として訪れることは勿論、音楽をやっている人はスタジオを借りて練習合宿、仲いい友達と「きょなん楽市」で地元の農産物を買って家庭科室で調理、など楽しみ方は様々だと感じました。
また、宿泊施設はインスタ映え間違いなし!
家族で宿泊するのも、大人数でワイワイ泊まるのもいいですね!
のどかな里で、気の合う仲間と過ごしてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
矢崎 海里
旅行大好き20代女子。26歳で47都道府県旅行制覇!今後はより深く知るために日本各地を飛び回ります。