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1300年の歴史!名湯〈城崎温泉〉に行ってきた!

2018/01/17

 (https://www.pakutaso.com/20171225347post-14476.html より)

温泉——。疲れた体を癒せる素敵な場所ですね。
この冬、もうすでに温泉旅行に行かれた方も多いのではないでしょうか?
もしくはこれから行くという方もいらっしゃることでしょう。

そんな日本が誇る有数の温泉地のひとつに、城崎温泉という場所があります。
その人気ぶりは、株式会社日本旅行が発表した「温泉地ランキングベスト100!」において道後温泉(愛媛)や由布院温泉(大分県)に続き、10位にランクインしているほど。
そこで、この冬家の隣の銭湯にしか行っていない温泉不足の自分は、HPをチェックするやいなや城崎温泉へと行ってきました。

東京から城崎温泉へはなかなか行きづらい、と思って北関東や熱海へ足を運んだ方もこれまで多かったのではないでしょうか。
飛行機から電車やバスへ乗り換え、あるいは新幹線と電車を乗り継ぎ、これらが従来のアクセス方法でした。
しかし!昨年12月1日より、『WILLER EXPRESS』に「東京⇔城崎」便が登場したので、かなり行きやすくなったと思います。
「夜行バスなんのその」という方は是非ご利用を。



さて、城崎温泉に着いたのがお昼頃。小腹が空いていたので、食べ歩きをしつつ温泉街をぶらぶらしました。

この時期の城崎は「かに王国」としても人気を誇ります。
その名の通り、温泉街の至る所では松葉かにが売られていました。
道を挟みいくつも立ち並ぶ各宿では、松葉かにを堪能することができるそうです。
カニを買うほどのお金を持ち合わせていなかった自分は、かにホットサンドを購入。
十分すぎるほど絶品でした。
また温泉街ということもあり、温泉卵も売られていました。
5個入りを購入し、城崎の温もりを感じながらたっぷりと味わいました。
城崎温泉のHPには、「城崎名物といえば外湯めぐり」という言葉が書かれています。
どうやら7つの外湯があり、浴衣を着てそれらをめぐることが城崎温泉の楽しみ方だそうです。

「一日では回りきれない」。
そう思い、その中でも「開運招福の湯」として知られる「一の湯」に入湯しました。
江戸時代、温泉に詳しい偉人の方が「天下一」と推賞したことから名付けられたというだけあり、筆舌に尽くしがたいほどの温泉でした。
外国からの観光客も多く、賑わいを見せていましたが、なんとも落ち着く空間でした。
温泉を上がると、味のある古いゲームセンターを発見。
入ってみると、射的やスマートボールなど、小さい頃にお祭りで見た昔懐かしいゲームがありました。
200円を払い、早速射的にチャレンジ!



射的って結構反動あるんですね…。
8体ほど人形を倒し、景品にお猿さんの人形をもらってお店を後にしました。



その後はロープウェイに乗り、大師山の山頂へ。山頂から豊かな自然に囲まれた温泉街の風景を観ることもまた、ここ城崎の楽しみ方の一つだそうです。

7分ほどかけて山頂に登ると、円山川の緩やかな流れとその先に広がる日本海が。
正直、想像以上の景色でした。 山頂ではかわらけ投げが体験できます。
「かわらけ」というのは「土器」のことだそうで、「厄除」「吉祥」「甘露」と書かれたお皿を、赤い的めがけて投げるという古くからある遊びです。

早速挑戦しましたが、以外と小さくて軽いお皿はすぐに風に煽られ、一度も的にあたるどころかカスることすらありませんでした。



山頂には「みはらしテラスカフェ」というおしゃれなカフェもありました。
そこで地ビールを購入。



但馬牛・八鹿豚をふんだんに使ったオリジナルソーセージが売りの手作りホットドッグを頬張りながら、城崎の味を堪能しました。
こうしてこの日最後の思い出を作った後、ロープウェイを降りるとすっかり暗くなっていました。

次は一泊二日、紅葉の時期に来たいものです。

 

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この記事を書いた人

小室 立帆

東大生ライター。日本三景・天橋立が生んだ稀代の酒乱。
1年生の冬にある学生団体に出会い、その活動に没頭。最高学年になると副代表に就任する。ところがボランティアのしすぎで留年を果たし、ポジティブに毎日を生きようと決意。親からのLINEにビビりまくる毎日を過ごしている。趣味は旅、ネットサーフィン。