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隠れたヒーリングスポット!『滝の観音』に行ってみた!

2021/04/23

暖かくなった今日、ずっと家にい続けるのに少し疲れていませんか?

かくいう私も、福岡から長崎に引っ越して約1年、なかなか外出できないまま過ごしていたので少し疲れ気味に。

せっかくなら、癒やされる場所に行きたいですよね。

そこで今回は、長崎にある隠れたヒーリングスポット「滝の観音」に行ってみましたのでご紹介します!

 

■「滝の観音」とは?

 

「滝の観音」とは、正式には「霊源院」が所有する寺で、本堂の背後に滝があることから「滝の観音」という名前で親しまれています。

1660年黄檗木庵(おうばくもくあん)の法子鉄巌(てつがん)によって禅堂が建てられたのが始まりです。その後1667年に中国の富商許登授によって本堂が進呈され、今の形として誕生しました。

 

1691年に諫早茂照(※注)により、山林一帯を寺に寄進され、諫早家の祈願所として被護を受けました。

その土地の幽深な姿に魅了されたそうです。

 

その後、1982年7月に起きた長崎大水害で崖くずれなどの被害を被り、5年後の11月に元の姿に復元されたそうです。

 

また、庫裡(寺の食事を用意するところ)の後方に滝があり、その随所に異国風な石像が配置され、かつて文人墨客(詩文や書画などに優れた風雅な人たち)が赴いた名勝地とのこと。

 
 

(※注)江戸時代前期の武士。肥前国佐賀藩士。

 

アクセス

「滝の観音」までのアクセスは2通りあります。

1つはJR長崎駅からバス(東厚生町行等乗車)を利用して約40分、「観音入口」で下車して更に10分ほど歩いた先にあります。

もしくは、長崎駅前発の新田頭行の矢上線でこちらも約40分、「滝の観音」から5分ほど歩いてもアクセスできます。

バスの本数は比較的少ないので、バスを利用される方はご注意ください!

 

そしてもう一つはレンタカー等の車でのアクセス。

個人的にはこちらがオススメです。

車の場合は長崎多良見ICから降りて約20分、もしくは長崎バイパス(間の瀬)から約5分で到着します。

細い道をずっと走り、石の門をくぐって少し進むと橋の向こうに5台ほど停められる駐車場があります。

駐車場は少しわかりにくいので、注意して進んでください!

 

※参拝料が大人200円、小人100円かかりますので、小銭を用意しておくのがおすすめです!

 

お寺へご挨拶

 

車を停めて、早速お参りに向かいます。

辺りを見渡すと、一面に木々が生い茂り、川の音が響くほど静かな場所でした。

しばらく家の中で過ごしていたため、森林の中に立っているだけで非常に気持ちよかったです。

 

 

橋を渡って奥を見ると、木々の奥に続く石畳の階段がありました。

片側はスロープのように坂になっているので、足腰が弱い方や車椅子の方、子供が歩くのにオススメです。

※坂があるとはいえ少し急なため、可能であれば補助が必要かもしれません。

 

階段の方は大きな大木の間をくぐり抜けて進むため、別世界に足を踏み入れている気分でした。

また、歩く先々に小さな仏様が。

 

 

簡単にご挨拶しながら、更に歩いていきます。

 

奥に進んでいくと、立派な門がありました。

 

※こちらを通るときは段差に気をつけてください!

 

 

門をくぐると、すぐ目の前にお寺があります。

奥には賽銭箱が置いてあり、こちらで参拝料を納めるようです。

 

造りは一見シンプルですが、寺全体が土地の造りと一体になっているようで不思議な雰囲気でした。

 

 

 

納めてお参りをした後改めて境内を見回すと、復元されたとはいえ歴史ある構造の建物だけあって、重厚感と趣があるように感じました。

また、境内全体に滝の音と水の流れる音が響き、気温が20℃を超えたこの日には丁度いい清涼感でした。

 

■滝を見に行ってみた

 

お参りを終えたところで、次にこの敷地にあるという「滝」を探しました。

境内を滝が流れているのかな?と思ったら、なんと出入り口の門の側から滝の方へ行く小さな石橋がありました。

 

 

2021年4月のこの日は猪が出たらしく、その影響で滝までの道に大きめの石が転がって足場が悪いため石橋を門で閉めているとのこと。

もし滝を見に行くのであれば、一度境内の方に伺うのがオススメです!

 

石橋を渡って川の上流へ向かいます。

道が細くて手すり等がないため、ゆっくり歩いて渡ります。

 

 

森林浴をしながら歩いていくと、たしかに大きな石がゴロゴロと…子供連れで歩く際は、足元に十分注意してください!

しかし、それ以外は小さなツツジが咲いていたり、川の近くというのもあって涼しかったりと言うことなし。

道の脇にも小さな仏様がいらっしゃいました。

 

しばらく歩いていくと、道の奥に滝が見えてきました!

 

 

それにしても高い…規模が大きいわけではないですが、静かな森林の中に流れる姿を見ると、諫早茂照がこの一帯を寺に渡した理由も頷けます。

今回は春に来ましたが、秋には赤やオレンジの紅葉が色づくとのことなので季節問わずこの景色を楽しめそうです!

 

■近くで見る際は注意!「トトロのバス停」

 

 

今回「滝の観音」をマップで検索していると、気になる場所が近くにもう一箇所あったので帰りに寄ってみました。

東長崎長与線を車で間の瀬IC方面に走っていくと、なんと「トトロ」が!

 

こちらのトトロ、近所に住む方がお孫さんのために制作したとのことでちょっと有名になっているそうです。

小さなネコバスは子どもが乗れるサイズのため、写真撮影している方も。

 

 

 

車通りがほとんどないので降りて近くで見てみると、かなりリアルかつしっかりした作りで驚きました。

トトロのあの名シーンを見ている気分です。

 

ただ、こちらの「トトロのバス停」は民家の中、道の途中にあるため駐車場が近くにありません。

今回交通量がほとんどなかったのですぐに写真だけ撮って帰りましたが、長時間の路上駐車は近隣の方のご迷惑になるので、車で行かれる方は車内から見るのがオススメ!

朝夕は特に交通量が多いそうなので、通るついでに見るのがいいかと思います。

 

バスで「滝の観音」まで行かれる方は、少し遠いですが5分ほど散歩がてら歩いて行くと到着します。

「滝の観音」も「トトのバス停」も気になる方はバスでのアクセスをオススメします!

 

まとめ

 

 いかがでしたでしょうか?

今回自粛の気分転換も兼ねて普段とは違った場所に行ってみましたが、自然豊かな「滝の観音」で英気を養えた気がします。

なかなか外出できない今、体の健康も心の健康もどちらも大事にしていくことが大切だと改めて気付かされました。

皆さんも「三密」と「手洗い・消毒」に気をつけながら、『滝の観音』に訪れてみてはいかがでしょうか?

『滝の観音』についての詳しい説明やマップは下記のサイトからも確認できます!

 

「ながさき旅ネット」:https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/182

 

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この記事を書いた人

ライター よしの

生まれも育ちも福岡のWebデザイナー兼映像クリエイター。
天神界隈を中心に、女性向けの可愛いカフェから物珍しいスポットまで、福岡市の新しいスポットを幅広く開拓しています。
好きなラーメンの硬さは粉落としです。