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懐かしい!消しゴムはんこで遊んでみた。【年賀状・福笑い】

2020/12/21

いよいよ今年も残すところあとわずかになりましたね。

皆さんは、年末年始をどのように過ごしますか?

なかなか出歩けないからこそ楽しめる「おうち時間」に、昔懐かしい「消しゴムはんこ」を作ってみませんか?

今回は20年ぶりに「消しゴムはんこ」で遊んでみました!

 

■材料紹介

 

「はんこ」を最後に作ったのはおそらく小学生の時。

当時は文房具の消しゴムや芋などを彫って作っていました。

久しぶりに作ろうと思いネットでちょうどよい消しゴムを探していると、このようなものを発見。

 
 
 

 

なんと、「消しゴムはんこ」を作るのに必要なものが入ったセットが売られていました!

こちらはAmazonで784円で購入。

セット内容は

 
  • ことはじめBOOK
  • はんけしくん1/4サイズ(1枚)
  • 彫刻刀
  • てん刻(2本)
  • スタンプ(2個)
  • お掃除用ねりけし
  • トレーシングペーパー
 

以上が入っていました。

 

 
 

失敗したとき用に、追加でこちらも購入しました。

こちらは消しゴム(はがきサイズ)単品で453円でした。

合わせて1237円。ちょっと作りたい人にはちょうどよいサイズではないでしょうか。

 

今回はこの2つを使って、「年賀状」と「福笑い」を作っていきます!

 

■年賀状作り

 

まず最初に年賀状用のはんこを作ります。

今回はこちらの「ことはじめBOOK」と、裏面の説明を参考に作っていきます。

 
 

 

 

キット以外にも必要な道具は

 
  • カッターナイフ
  • 鉛筆(もしくはシャーペン)
 

とのことなのでこちらも用意し、最初からオリジナルのイラストで挑戦してみました。

 

□作り方

 

①まず、下絵を描きます。

 

 

このとき線を細くすると彫るのが難しいとのことなので、先は太めにしてみます。

マッキーなどの油性ペンで下絵を作りました。

 

②トレーシングペーパーでなぞります。

 

 
 

トレーシングペーパー(なかったらクッキングシート)を下絵にのせ、鉛筆(もしくはシャーペン)でしっかりなぞります。

今回シャーペンでやりましたが…太い線を出すのが大変だったので、先の丸い鉛筆がおすすめです。

 

③消しゴムに一度インクを塗って洗い流します。

 

 

こうすることで色を付けたい部分、白抜きにしたい部分がわかりやすくなるとのこと!

 

④③に②のトレーシングペーパーを押さえつけてなぞった部分を消しゴムにしっかり転写します。

 

 
 

薄っすら写ったら、鉛筆やペンであとをなぞります。

付属のトレーシングペーパーを使ったためか、キレイに転写できました。

転写するときは指やテレビのリモコンなどの固いものでこすりつけるといいかもしれません。

 

⑤④をカッターナイフで必要な大きさにカットします。

 

 

事前に余分な部分をカットすると、彫り残しが減るそうです。

 

⑥カッターナイフで切り込みを入れます。

 

 

切り込みを入れるのですが…これがなかなか大変。

太めのイラストにしたものの、やはり細かいところなどは慎重にやらないとすぐに脱線してしまいます。

 

⑦付属の彫刻刀で白い部分を彫っていきます。

 

 

久しぶりに彫刻刀を使ったのもあるのですが、こちらも力加減が難しかったです。

消しゴムが柔らかいので、削りたくない部分を何度も削ってしまいました。

中が終わったら、外側の余白も削っていきます。

 

⑧あらかた削り終わったら、付属のねりけしで細かい削りカスを取ります。

 

 

 

⑨インクをしっかりつけて、紙に押し当てます。

第一回目の結果がコチラ。

 
 

 

 

感想「び…微妙…」

 

削れていない部分がかなりあったので、インクを拭き取って再度彫り直します。

 

細かい微調整を加え続け、最終的に出来上がったのがコチラ。

 
 
 

 

片目が取れてしまいました…。

最初からオリジナルのイラストで作るのは、不器用な私には難易度が高かったようです。

 

ちなみに、「ことはじめBOOK」にはイラストのテンプレートもあり、簡単そうな「元旦」を彫ってみた結果がこちら。

 
 

 

少しいびつではありますが、初心者で不器用な私でもこれくらいは作れました。

所要時間ですが、オリジナルのイラストは約30分、元旦のはんこは約10分でした。

 

最初から作るのに自信がない人は、テンプレートを使って彫る練習をすることをおすすめします。

こちらの牛ですが、夫に見せたら苦笑いされたため、作り直そうと思います…。

 

ほぼ初心者が久しぶりに消しゴムはんこを作ってみてわかったのが

 

・細かいパーツは作らない

・先は細すぎても太すぎてもダメ(彫りにくかったり、押したときにパーツがよくわからないから)

・外側の余白はカッターナイフでできるだけ削り取ったほうが良い

 

この3つのポイント。

これらを踏まえた上で、次は「福笑い」を作ってみようと思います!

 

■福笑い作り

 

お正月に親戚同士で集まったとき、子供同士で「福笑い」を一度はやったことありませんか?

「福笑い」とは、目隠しをして顔のパーツを並べて遊ぶお正月ならではの室内遊びの一つ。

この顔のパーツを「はんこ」で代用したらどんな感じになるのか?

面白そうなので、実際に作ってみました!

今度はこちらの追加分で作ってみようと思います。

 
 

 

□作り方

①年賀状と同じように目、鼻、口の下描きを作ります。

 

 

少し慣れてきたので、少し細めの線でチャレンジします。

 

②トレーシングペーパーになぞります。

 

 

③今回使う消しゴムは彫ったら違う色が出てくるので、このまま転写しました。

 

 

④カッターナイフを使ってそれぞれ小さめにカットします。

 

 

⑤先に沿ってカッターナイフで切り込みを入れ、彫刻刀で削っていきます。

 

 
 

最初のセットの消しゴムより、こちらの方が柔らかくて削りやすかったです!

 

⑥時々試し押しをしながら微調整し、なんとか完成!

 

 
 

細いカーブなどは少々難しかったですが、最初に比べてコツを掴んだ分作りやすかったです。

 

制作時間はトータルで約45分でした。

 

□遊び方

 

消しゴムはんこの「福笑い」の遊び方です。

 

①まず、輪郭を描いた紙と消しゴムはんこ、インクを準備します。

 

 

このとき取りやすいように、目、鼻、口がそれぞれ固まるように並べてください。

 

②一人は目隠しをして、消しゴムを選びます。

周りの人は消しゴムにインクをつけて目隠しの人に手渡します。

 

③目隠しの人ははんこを受け取ったら、「ココだ!」と思うところにはんこを押してください。

 

あとは通常の福笑いと同様に進めていきます。

ちなみにテストでやってみた結果がコチラ。

 
 

 

通常の福笑いは一度崩してまた並べていきますが、こちらは作ったものがそのまま残ります!

遊んだあとはお互いの作品を見せ合ってみると面白いかもしれません。

今回作った福笑いは、息子や親戚の子たちが大きくなったら数を増やして一緒に遊ぼうと思います。

 

■ちなみに!

 

「消しゴムはんこ」の消しゴムですが、ちゃんと消しゴムとして使えるのか試してみたところ…

 

 
 

このようにちゃんと消せました!

使わなくなったはんこは、インク部分を削って消しゴムとして再利用しようと思います。

 

■まとめ

 

今回久しぶりに童心に帰って消しゴムはんこで遊んでみましたが、とても面白かったです。

消しゴムがまだ少し余ってるので、また色々作ってみようと思います!

マンネリ化してきたおうち時間に、家族で「消しゴムはんこ」作りをしてみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

ライター よしの

生まれも育ちも福岡のWebデザイナー兼映像クリエイター。
天神界隈を中心に、女性向けの可愛いカフェから物珍しいスポットまで、福岡市の新しいスポットを幅広く開拓しています。
好きなラーメンの硬さは粉落としです。

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