こんにちは~!おもしろお出かけ好き、あずあずデス♪
今回は、世界遺産の候補にも入っている、佐渡島の北沢浮遊選鉱場跡(きたざわふゆうせんこうばあと)へ行って来ました。こちらはSNSなどで「ジブリの世界みたい!」と話題になり、佐渡のラピュタと呼ばれている場所です。
浮遊選鉱場って何?元々どんな場所だったの?なども含め、行き方や見所をご紹介します。
◆ 佐渡島への行き方は?
佐渡島へは、新潟港から両津港までカーフェリーで約2時間半、高速ジェットフォイルで約1時間です。(直江津港~小木港便もあります。) そこから車で約50分、または路線バス(本線or七浦海岸線)で「相川博物館前」下車、徒歩2分で北沢浮遊選鉱場跡が見えます。
▲カーフェリーときわ丸
◆ ジブリの世界を満喫!
こちらが、佐渡のラピュタと呼ばれる北沢浮遊選鉱場跡です。
相川技能伝承展示館に隣接していて、駐車場も無料、見学も無料なんです!(2019年8月現在) コンクリートに蔦が絡まっている雰囲気が「天空の城ラピュタ」の城跡に似ていませんか?
<北沢浮遊選鉱場跡(きたざわふゆうせんこうばあと)>
◆ 北沢浮遊選鉱場跡ってどんなところ?
浮遊選鉱場というと聞きなじみがないですよね?こちらは、佐渡金山で採掘された鉱石を抽出する鉱場だったそう。元々は銅の製造で採用されていた、鉱物を粉砕し液体に入れ、撹拌によって浮遊させるという技術を金銀採取へ応用したそうです。全盛期には、1カ月に何と5万~7万トンもの鉱石処理が可能な東洋一の規模だったんですって。
1952年に閉山してから手つかずの状態で危険なため、建物の中には入れません。ですが、至近距離まで近付けるので、その迫力とノスタルジックな雰囲気を肌で感じることができます。
◆ その他に見学できる施設
こちらは、小川を渡った相川技能伝承展示館側にある「シックナー」と呼ばれる装置です。まるでイタリアの古代遺跡のようですね。
シックナーとは、泥状の鉱石を水と分離させるもので、直径約50mもあります。当時はこれが3基もあったなんて!いかにこの施設が大規模だったかがうかがえます。
▲鋳造工場跡
▲石炭火力発電所
◆ 夜にはライトアップも
2020年1月13日までは、19:00~22:00の間にライトアップも開催しています。昨年は夏から秋までの期間限定でしたが、今年は4月から翌年の1月までと長い期間で楽しめます。
ノーマルライトに加え、赤、緑、ブルー、紫、レインボーとカラーによって印象が変わるので、それぞれの表情が楽しめます。昼間とは全く違う幻想的な空間にウットリしますよ。
注意したいのが、ライトアップされた場所以外は夏でも薄暗いです。段差などもあって危ないので、念のため懐中電灯があると良いでしょう。また緑も多いので虫よけスプレーなどの持参もオススメします。
◆ まとめ・感想など
北沢浮遊選鉱場跡はいかがでしたか?
世界遺産の候補にも認定され、これからの動きに目が離せませんね。夏には建物に植物が生い茂り、冬にはそれが朽ち果て、より廃墟な雰囲気に。季節によっても、ライトアップ期間中は昼と夜と見比べるのも楽しいと思います。佐渡島には他にも、金山や棚田、宿根木の路地裏、たらい舟など見所がたくさんあります。あなたもぜひ訪れてみませんか?
この記事を書いた人
ライター あずあず
ブロガー、ライター/男女2児のママ。めずらしい場所に行ったり、レアな体験をするのがスキ。Let’s オモ活!(オモシロイ体験をする活動)
インスタグラム: azuazu_wakuwaku