愛知県にある東山動物園は、日本最大級のアジアゾウ舎があることでも有名な動物園。そして、こちらで暮らしている「シャバーニ」はイケメンすぎるゴリラとしてメディアでも大々的に取り上げられ、人気を博しています。そこで今回はリニューアルしたゴリラ・チンパンジー舎へ足を運び、シャバーニがどう過ごしているかを見てきました。
リニューアルオープン後のゴリラ・チンパンジー舎はどうなった?
動物園に着き、しばらく歩いていると目に飛び込んでくるのがゴリラ・チンパンジー舎の看板。
リニューアルにより東山動物園には、ゴリラとチンパンジーたちにより伸び伸びと過ごしてもらうべく、日本最大級の屋内展示室が設けられました。
アスレチックな屋内展示室は樹上の生活を再現。ゴリラやチンパンジーが思いっきり遊べるよう、配慮されました。
屋内展示室は屋外運動場と繋がっているため、ゴリラたちは自由に外と中を行き来できるようにもなりました。
そして、屋内の観覧通路には学習展示も設けられており、ゴリラやチンパンジーの知られざる生態を学ぶことができます。
展示物の中には、まるでシャバーニを思わせるかのような立派なゴリラのオブジェも。
取材日は平日だったのにも関わらず、ゴリラ・チンパンジー舎は多くのお客さんで大混雑。シャバーニの行動につられて、屋内に入ったり屋外へ出たりするお客さんたちの姿からは、シャバーニ人気の凄さが伝わってきました。
屋外運動場にはタワーが!
屋外の運動場にはゴリラタワーとチンパンジータワーが立てられ、より自然に近い生活を満喫できるようになりました。
8mもの高さがあるゴリラタワーは、チンパンジータワーと向い合うように設置されているのですが、これにはちゃんとした意味が。実はアフリカではゴリラとチンパンジーが共存していることもあるため、このように向かい合わせで空間を共有させているよう。アリ塚やエサ丸太(フィーダー)も設置されているため、ゴリラやチンパンジーの賢さに間近に触れることもできます。
そして、屋外にもゴリラの生態を学べる学習展示が。
色彩豊かな学習展示では、東山動物園がどうやってゴリラやチンパンジーを育てているのかも学べます。
ジャバーニもお引越しに大満足
屋外運動場では、シャバーニの無邪気な姿も激写できるかもしれません。筆者が取材に訪れた日、シャバーニは子ゴリラと仲良く遊んでおり、ほっこり感溢れる2ショットを披露してくれました。
子ゴリラを適度な距離で見守るシャバーニは、まさにイクメン。そして子ゴリラが去った後は、なぜかお客さんにお尻を披露。
数分間、このままの姿勢で停止し続けるシャバーニにお客さんは黄色い悲鳴と笑顔を向けていました。
自然に近い環境を作りながら種の保存を試みるリニューアル後の東山動物園でもシャバーニは、元気に生活中。これからも彼がどんなイケメンな顔を見せてくれるのか、注目していきたいですね!
イケメンジャバーニに会えるのはコチラ→【東山動物園】
この記事を書いた人
古川 諭香
三度の飯より猫が好きなアラサーのライター女子。
愛玩動物飼養管理士やキャットシッターの資格を活かしながら、ペットサイトで記事を執筆中。
かわいいものよりもコミカルものに惹かれるため、家にはネタ系のガチャガチャグッズが溢れている。