愛知県蒲郡市にある竹島水族館。
入るのがちょっとためらわれるような外観と水族館とは思えない狭さと噂ですが、500円で楽しめる館内は大充実とのこと。
個性的な解説はほとんどがスタッフ手づくりでSNSでも話題に。
また、深海の生き物展示は日本一という魅力も。
そんな竹島水族館へ実際に行ってみた様子をレポートします。
深海生物展示数日本一の竹島水族館へ
最寄り駅はJRまたは名鉄の『蒲郡駅』。
そこから徒歩15分程で到着。
かなり古い外観を予想していましたが、耐震工事を行ったようで外観はすっかりきれいに。
入場料は格安の500円ですが駅でゲットできる『がまぽん』というクーポンブック提示で10%オフになるのでお忘れなく!
館内に入って真っ先に感じるのは、どこか懐かしいレトロ感。
正直、『本当にここが噂の人気水族館なのか⁈』と一抹の不安も…。
そんな不安はすぐに払拭されることに。
ここから先は【閲覧注意】とも言えるような画像も登場するので、苦手な方は目を細くして御覧ください。
魚歴書⁈ユーモア溢れる手作りポップが面白い
最初に目についたのはアメリカカブトガニ。
通常の水族館だと『あーすごい』で終わりそうですが、ここの魅力は説明の仕方。
履歴書ならぬ“魚”歴書があったり、豆知識を手作りポップで展示していたりと、ちょっと変わった楽しみ方ができるんです。
深海生物のタカアシガニは大迫力。
魚歴書によるとカニカマにされそうになった過去があるらしい…。
何気なく見過ごしてしまいそうな熱帯魚も魚歴書のおかげで細かいところまで目がいきます。
日本ではなかなか見ることができないミスエンゼルフィッシュグランプリらしい…。
たくさんあって紹介しきれないので写真を中心にいくつか紹介します。
-タモリさんの紹介まで…笑 『髪切った?』ネタには納得。
-スタッフの昼食の様子まで紹介されても…笑
-タケヤマさんの前厄が心配になります…。
-アラレフグの展示も日本でここだけ!かなり貴重らしい。
こんな展示があれば、ついつい探したくなってしまうというものも。
確かにヒゲがあります‼
魚の特徴を活かした展示の仕方にも注目
そして、かなりギョッ(魚)としたのが壺に入ったウツボ。
さすがの気持ち悪さに感謝状まで出ています。
一方、可愛らしいタケシマンションと言った展示も。
ひょっこりはんの部屋があったりと時事ネタにもバッチリ対応。
みんな食べてる?深海生物‼
深海生物は食べるというイメージがまったくなかったのですが、金目鯛や太刀魚など意外と普通に食べていることに驚き。
ただ竹島水族館のすごさは、アリゲーターガーなど私たちには食べることのできないものにも挑戦しレポートしていること‼
このコーナーに見入っている人も結構いました。
ゆるふわ系?アシカショーとカピバラショー
竹島水族館ではイルカショーならぬアシカショーとカピバラショーを1日数回開催しています。
イルカの様なダイナミックさはなくとも、スタッフの軽快なトークを中心につい惹き込まれてしまう魅力があります。
平日でも立ち見の人が多数出るほどの人気ぶりということは土日であれば早めの席取りが安心かも。因みにリハーサルの様子を見学することもできます。
また、ここでしか見ることのできないカピバラショーもかなりゆるふわ系のショーですが、せっかくなので見てみることをおすすめします。
オオグソクムシやタカアシガニに触ってみた
他にも『さわりんぷーる』や水中昆虫のコーナーも。
一般的な水族館ではヒトデや小さなカニにタッチする程度ですが、さすが竹島水族館‼
ナヌカザメやタカアシガニ、オオグソクムシにだって触れちゃいます。
オオグソクムシは結構勇気がいりましたが、触ってみると案外プラスチックの様な感触。ナナヌカザメは絨毯のような感触でした。
お土産コーナーには人気の『カピバラの落し物』の他、こんなコラボ商品もありました。
水族館を楽しんだ後は…
コンパクトな館内なのに、気付いたら3時間以上も満喫。
特に生き物好きでない私でも、もっともっと見ていたいと思える面白さで近くに住んでいたなら間違いなく年パス購入していたはず。
そんな竹島水族館を楽しんだあとは近くにある中日売店で蒲郡みかんクラフトチューハイとイカを購入。
おばちゃんが七輪で焼くと美味しいしよ~と火を付けてくれ、とても美味しく頂きました‼
そして、水族館から徒歩10分程で行けるパワースポット竹島へ。
吉永小百合さんが出てきそうな雰囲気…笑
この島にある5つの神社を巡ると良縁から勉強、食の安定から安産まで一生の幸せがお参りできると言われているそう。
101段の階段がくせものですが、神社は10分程あればすべて回ることができます。
せっかくなので娘にリラックマのお守りも購入。
この竹島も是非セットで訪れることを強くおすすめします!
私が訪問した平日でもかなりの人気ぶりだったので土日祝はかなり混雑すること間違いなしの竹島水族館。
地方の小さな水族館と侮ることなかれ、実際に行ってみたらそこは子どもから大人までかなり楽しめる素敵な水族館でした!
竹島水族館
◇愛知県蒲郡市竹島町1-6
◇0533682059
◇9:00~17:00(最終入館16:30) ※夏季延長入館あり
◇大人500円 子ども200円
この記事を書いた人
ライター nimo*
ライター/台湾在住の一児の母 岐阜県出身、元食品メーカー勤務。
夫の転勤により17年秋より子連れ海外生活をスタート。食品工場見学が趣味で国内外問わず200か所以上の生産現場を回る。工場見学や台湾、東海地方の情報を紹介していきます。