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iPhoneでできる!オススメ激ムズバカゲーをやってみた

2018/07/02

世の中に潜む「バカゲー」。それはスマホアプリも例外ではなく、様々なバカゲーが配信されています。

バカゲーとクソゲー、両者のその違いは「狙ってやっているか否か」です。真面目に面白いゲームを作ろうとしたけれど、結果的に迷作となってしまったのが後者に該当します。一方、バカゲーは当初から変な作品になることを見越して開発されたものという意味合いが強く、それ故に開発者の独創性を感じることができます。

今回ご紹介するのは、iOSアプリで配信されている『Getting Over It』と『QWOP』の2タイトル。どちらも一筋縄では行かない操作性の大迷作として知られています。

 

Getting Over It



ある日、壺にはまった男がいました。

その男は、ハンマーを持っています。坪の中に入ってしまっているため歩くことはできませんが、幸いそのハンマーを前方の物に引っ掛けて動くことができます。

 



この書き出しからしてカオスなのですが、事実なのだから仕方ありません。プレイヤーはこの壺男を操作してゴールまで導きます。ハンマーを使い、一歩(?)ずつ慎重に。

しかし、このゲームは絶妙な物理法則に基いているため、壺の部分が障害物に当たったら弾き返されてしまいます。せっかく岩場を登っているのに、ちょっとのミスで落下。
最初からやり直し……という流れを何度も味わうはずです。





とにかく、操作が難しい! このゲームはもともとPC発で、こちらの場合はマウスを使っての操作です。一方、スマホアプリ版はスクリーンタッチなのですが……ああもう、イライラする!

ですが、このイライラこそがGetting Over Itの開発者が望んでいるものでもあります。あまりに不親切な操作性を敢えて導入することにより、プレイヤーをイライラさせる。それを人為的にやっているのです。しかし一方で、ちゃんとクリアできるようにも設計されています。そうでなければゲームではありませんからね。

ちなみに、筆者もダウンロードして挑戦してみましたが……どうあがいても、岩場を超えることができずに挫折しました。申し訳ありません。


 

QWOP


さて、次に紹介するのは言わずと知れたキング・オブ・バカゲー『QWOP』です。

これは、ランナーを100m走らせるというもの。そう、これだけ。たかだか100mを走り抜けるだけ。しかし、これが極めて難しい!

左右の太腿とふくらはぎの動作が独立していて、プレイヤーはそれを交互に操作しなければなりません。その際、ランナーの重心にも注意。初めてプレイする人は、100mどころか1mも進まずに転倒してしまいます。


そもそも、人間の歩行というのは絶妙なバランスに基づいています。我々は1歩進む度、後ろ足の荷重を無意識に、かつ微妙な具合に調整しています。それをゲームでやれという無理難題を突きつけているのがQWOPです。

いやまあ、それはいいんですが……まるで生まれたての馬のように進んでいって、3分後にようやくゴールして「ワーッ!」という歓声が上がるのはどうなんでしょう。100m3分台って、途中で怪我でもしたかのようなタイムですよ。まあ、42.195kmを54年8か月6日5時間32分20秒3で走った金栗四三よりは速いのですが。



このゲーム、筆者は頑張りました。何度も試行錯誤を重ねた結果、自己ベストは26秒18!





いや、現実世界の100m走じゃ小学生よりも遅いのですが、QWOPではなかなかの記録。これ以上のタイムを出すとしたら、さらに一工夫加えなくてはなりません。

ちなみに、スマホ版QWOPは100m走の他にも110mハードル、走り幅跳び、3000m障害、50km競歩もあります。競歩の場合は左右どちらかの足が常に接地していなければならないというルールがあり、それに従いながらのプレイとなります。正気の沙汰ではありませんね。

覚悟してプレイしよう



いかがでしたでしょうか?

はっきり言ってしまうと、これらのゲームは酔狂もいいとこです。中にはGetting Over Itのタイムアタック動画をYouTubeにアップリしている人もいますが、こういう人は普段何して暮らしているのでしょうか。

皆さんも、ぜひ一度挑戦してみてください。
>>アプリはこちらから

Getting Over It

QWOP

Original

この記事を書いた人

澤田 真一

フリーライター、グラップラー。澤田オフィス代表。176センチ83キロ。
東南アジア経済情報、テクノロジー関連記事などを各メディアで執筆する。
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