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グルメ満喫!2泊3日で行く長崎旅行!

2018/02/22

こんにちは。ライターの小室です。

2月に入り、相変わらず寒い日が続いていますね。 突然ですが、みなさんはイルミネーションはお好きでしょうか。
東京でも「よみうりランド」が大人気で、また関西に行くと三重県の「なばなの里」には多くの観光客が訪れます。

そんな光による幻想の世界を演出するイルミネーションですが、長崎県佐世保市にある「ハウステンボス」は世界最大1300万球を使用した"光の王国"として多くのメディアで取り上げられ、その美しさは"日本で一番"と言われています。
実際に「全国イルミネーションランキング 総合エンターテインメント部門」では4年連続1位を獲得したそうです。



また、長崎といえばグルメに世界遺産など、国内でも人気の観光地。「この春休み、行くしかない」と思った綺麗な景色とグルメ好きな僕は早速、やや駆け足ではありましたが2泊3日で長崎旅行に行ってきました!
 

1日目


朝7時25分、羽田空港発のフライトで長崎空港へと向かうことに。 今回の旅行ではJALを利用しました。「ジェイトリップ」によるツアーで、ホテル代込みで往復4万円弱です。
もしかしたら季節によってはもう少し安くなったりもするかもしれませんね。



フライトは大体2時間を要しました。 飛行機に乗っていて思ったのですが、JALの方は大変親切ですね。
「左手をご覧ください」とアナウンスして頂くと、窓からは雪をかぶった立派な富士山が見えました。
天気も良好で幸先の良い旅の予感です。



到着後は、ロビーにて長崎灯篭がお出迎え。
どうやらこれは「長崎ランタンフェスティバル」なるものが開かれるためであるとのことです。



長崎空港からジャンボタクシーに乗り、まずは佐世保市に向かいました。 ジャンボタクシーは一人当たり1500円で、1時間ほどで佐世保市に到着します。
バスも走っているのですが、こちらは一人当たり1400円で1時間半ほどかかるそうなので、あらかじめジャンボタクシーの方を予約しておきました。
バスは予約不要とのことなので、もし行かれる方はお好きな方をご利用ください。

佐世保市に着くと、お昼前ということもあり、ややお腹が空いたのでグルメ第一弾の佐世保バーガーを食しました。
事前に調べたところ、佐世保市では「BigMan」というお店の佐世保バーガーが人気だそうです。



駅から歩いておよそ10分、アーケード街を曲がった所に「BigMan」はありました。
店内は15席ほどのこじんまりとしたお店で、ほぼ満席の状態でした。
メニューを見た所、「ベーコンエッグバーガー」(単品650円 税込)が一番人気と書かれていたので、そちらを購入。

5分ほど待つと、出来立てのハンバーガーが運ばれてきました。



「で、でかい…」 これが本物の佐世保バーガーかと唸るほどの見た目に少し驚き、一口パクリ。美味しすぎました。
トマトや玉ねぎ、レタスなどの野菜は非常にシャキシャキ新鮮で、しっかりスモークされたベーコンと肉汁たっぷりのパティはかなりジューシーです。
そして極めつけは素材にマッチするマヨネーズ、コクがあります。
バンズは元パン職人のオーナーがこだわり、オリジナルのものを提供しているそうです。
しっかりボリューミーなので、空腹の男性でもある程度お腹が膨れる商品だと思います。

その後、夕方まで佐世保市を散歩しました。
海がある長崎ですが、佐世保市にも海軍の軍艦があり、生で見るそれはやはり迫力がありました。また大通りに教会があったり、建物の外壁も西洋風のものが多く、長崎が西洋の影響を受けたことが感じられる街並みだと思います。

昼過ぎになると、グルメ第二弾のレモンステーキを食しました。
あまり「レモンステーキ」という言葉を聞いたことはありませんでしたが、どうやら佐世保グルメの一つであるようです。
訪れたのは、創業昭和25年という「レストラン 門」、アーケード街を裏路地に入ったところに構えるお店です。



店に入ると早速レモンステーキ(税抜1980円)を注文、サラダやスープの後に7,8分ほどして輝かしいお肉とご飯が運ばれてきました。



レモンステーキというのは、薄く叩き熱く焼いた鉄板の上に敷いた牛肉にお醤油ベースのソースをかけ回し、香りが立ち昇るところにレモンを絞りかけたもののことだそうです。
またご飯は最後に鉄板に残ったソースをかけて食べるのが通だとのこと。
ジュージュー音がなり、油が踊るその素晴らしいステーキに思わずゴクリ。
一口食べると、その香ばしさと肉汁にもうフォークとナイフがノンストップです。
あっという間に完食してしまいました。ご飯もソースの味とよくマッチします。

パンとご飯で選ぶこともできましたが、やはりご飯がオススメではないでしょうか。
食べ終わると、再び佐世保市内を観光しました。
夜の佐世保の街は教会がライトアップされていたり、アーケード街が賑わっていたりと、また昼間とは違う光景を見せていました。
そして、その日の朝が早く、また翌日にはハウステンボスに行く予定だったため、夜21時過ぎになるとホテルに行き、その日の朝も早かったため眠りにつきました。

2日目


2日目は朝からハウステンボスに移動しました。
佐世保市内に別れを告げ、「JR快速シーサイドライナー」という電車に乗って20分ほど、ハウステンボス駅に到着しました。



この日の天気は朝から良くなく、雨も時折ポツポツと降っていました。
しかし、それでも写真映えするハウステンボス。
駅からのこの景色に心ウキウキワクワクです。



約50の乗り物が楽しめる1DAYパスポート(大人6900円)を購入し、早速入場しました。
アトラクションには興味がなく、散策が目的の方は散策チケット(大人4400円)をご購入されると良いかもしれません。
またアフター5チケットも用意されているので、事前に調べておかれることをオススメします。

この時期のハウステンボスでは「100万本の大チューリップ祭り」が行われています。
日本最多700品種がハウステンボスを彩り、まるで花の絨毯が広がっているかのようです。



今回僕がハウステンボスで楽しみにしていたのは、イルミネーション以外だけではありません。ハウステンボスには非常に多くのVRアトラクションがあります。
国内屈指のVRパークと呼んでも過言ではないかもしれませんね。
最初に乗ったのは「VR-KING」という絶叫アトラクション。
世界最強を謳う最高・最速・最長のジェットコースターです。80分待ちということで長蛇の列ができていましたが、楽しみにしていたのもあり迷わず並びました。

VRゴーグルをつけるということで、衛生上の問題でしょうか、ゴーグルをつける際に必要なVRマスク(50円)を購入する必要があります。



並んでいる間もハウステンボスのことを調べ、次にどのアトラクションに行くかを考えます。
70分ほど待つと、僕の番がやってきました。

待合室のようなところに通され、10分ほど動画を見た上でさらに待ちます。
そして、いよいよ出番。シートに座りVRゴーグルをつけ、入念なチェックの元いよいよ出発です。

感想としては、「絶叫を期待してはいけない」が一番しっくりくるでしょうか。
周りで叫んでいる人も少なく、浮遊感があまりないためジェットコースターに乗っているというリアルな感覚までは味わい切れないかなと思います。
しかしVRゴーグルを通した映像は綺麗で、ジェットコースターとしてではなく、あくまでもVRアトラクションとしては楽しいです。
それを承知の上であれば、十分並ぶ価値ありの乗り物ですね!

「VR-KING」のあとは多くのVRコンテンツが楽しめる「VRの館」や、オランダで発生した大洪水を元にした体験型シアターの「ホライゾンアドベンチャー」などを楽しみました。

カップルだけでなく、友達と遊びに来たり、家族連れで来園するなど多くのお客さんで賑わっていました。
その後、予約していた「ウォーターマークホテル長崎・ハウステンボス」にチェックインに行きました。

このホテルはパーク内のハーバータウンに位置しています。
園内では無料のシャトルバスが走行しているので、アクセスは抜群です。
宿泊部屋は、落ち着いた雰囲気のフォレストビューを楽しめる部屋でした。
夕方から夜になり、ハウステンボスが光の王国へと変貌を遂げます。



さらに、パレードが始まると、猫のキャラクターたちがハウステンボスを練り歩き始めました。



さすが光の王国、どこを歩いても光、光、光です。

こんな時に乗りたくなるのは、やっぱり観覧車ですね。

ハウステンボスの観覧車は「白い観覧車」と呼ばれ、人気の乗り物です。
パスポートを持っていても観覧車は有料ということで、600円を支払い、15分ほどの待ち時間で乗ることができました。
観覧車に乗って半周、一番上の位置にくるとその綺麗すぎる光景に言葉が出ませんでした。
これまで観覧車に乗ったことは数回ありますが、今回の観覧車がもしかしたら人生で一番感動したかもしれません。

気温が寒く、窓はやや曇っている箇所もありましたが、それでも写真でこれほど美しいです。
これこそ光の王国たる所以なのでしょう。
観覧車から眺めるだけでなく、実際に光の中を歩くのはやはり楽しいです。
ハウステンボス自体とても広く、どこを歩いてもそこでの楽しみ方があるといった感じだと思います。

その中で僕が気に入ったのは、アンブレラストリートです。
ポルトガルの絶景「アンブレラ・スカイ・プロジェクト」が見られる場所で、道の上をカラフルな傘が彩ります。
ハウステンボスでは夜になるとそのストリートが点灯し、光の空間が生まれます。
是非訪れてほしいおすすめスポットです!



閉園20分ほど前から、アムステルダム広場ではプロジェクトマッピングが行われます。
2つのプロジェクトマッピングが一堂に集まったお客さんを喜ばせました。
22時に閉園するとそのままホテルへ戻り、一日で撮った写真を見返しつつ眠りにつきました。
 

3日目


ついに東京に戻る日になりました。 フライトが夜だったので、それまで長崎市内を観光しようと思い、電車で移動することに。
ハウステンボス駅から長崎駅まで、「JR快速シーサイドライナーで」でおよそ1時間半ほど電車に揺られます。

長崎駅にはお昼前に着きました。お腹が空いたので早速食事に。
ちゃんぽんが食べたかったので、ネットで調べ、「群来軒」という人気の中華料理店に行くことにしました。



長崎駅前から西浜町というところまで路面電車で移動します。
およそ10分かけて移動し、電車を降り、交差点を渡って細い道に入ると「群来軒」がありました。



お昼時ということもあり、店内は賑わっていましたが何とか座れました。
店内は家族連れもいましたが、お昼休みのサラリーマンの方も数名いました。
早速ちゃんぽんを注文し、待つことおよそ10分。
黄金色のちゃんぽんが運ばれてきました。



発色のいいかまぼこに程よく炒まれた野菜、まさにインスタ映えです。
スープを飲むと、まとまりがあり雑味のない、野菜の甘みがしっかりと出た味わいに思わずニヤケてしまいます。
やっと食べることのできた本場長崎のちゃんぽんに大満足です。
「群来軒」は14時までがランチの時間ですが、13時半頃には閉まる場合もあるそうです。
しっかり時間に余裕を持って向かわれることをオススメします。

美味しいちゃんぽんを食べた後は、観光地の一つである長崎新地中華街に行きました。



吊るされた提灯がいい雰囲気を醸し出します。
中華街は観光客や修学旅行に来た学生で賑わっていました。

中華街を抜けると、「長崎ランタンフェスティバル」の特設会場がありました。
多くの出店に加え、龍や中国の賢者たちの像があり、まさに中華の世界観であふれていました。
その後は国宝である大浦天主堂と、グラバー園へ足を運びました。
大浦天主堂は工事中だったため直接その姿を見ることはできませんでしたが、中には入れました。
高い尖塔をもち、内部にステンドグラスがはめ込まれたゴシック様式で建設された大浦天主堂の中には、『信徒発見のマリア像』が飾られており、歴史を感じさせます。

グラバー園には世界遺産である旧グラバー住宅や旧三菱第2ドックハウスなど、10の歴史ある建物があります。
長崎で活躍し、かつて日本に近代化の風を送り込んだという偉人が過ごした地で歴史に触れた時間でした。
またグラバー園は景観が美しいことでも有名です。
長崎市内の街並みや港を一望することができ、多くの人が写真を撮っていました。



グラバー園を出ると、フライトの時間が近づいて来たので長崎空港へ。
長崎駅から空港まではバスで50分ほどかかり、900円というお値段でした。

三日間にわたって長崎を満喫しましたが、世界新三大夜景の一つである稲佐山からの夜景を見ることができなかったのが心残りです。
また必ず旅行に行きたいと思います。

 

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この記事を書いた人

小室 立帆

東大生ライター。日本三景・天橋立が生んだ稀代の酒乱。
1年生の冬にある学生団体に出会い、その活動に没頭。最高学年になると副代表に就任する。ところがボランティアのしすぎで留年を果たし、ポジティブに毎日を生きようと決意。親からのLINEにビビりまくる毎日を過ごしている。趣味は旅、ネットサーフィン。